令和2年2月7日（金）に御南中学校1年生（約280名）の皆さんに対して、ひらた旭川荘の職員・利用者が「ふくしの授業～初級編～」を行いました。

　これまで、ふくしの授業は中学2年生を対象に実施してきましたが、「1年生にも行ってほしい」との要望を御南中学校から受けました。そこで「障害がある人のことを知ってもらう」ことを重点におき、初級編を以下の内容で実施しました。

１　ひらた旭川荘の紹介（のぞみ寮・わかば寮）
２　障害がある方からの語り
・「ボクの仕事ってこんな感じ」発表者：諏訪匡一さん（わかば寮利用者）

・「中学生へ伝えたいこと」発表者：安藤成樹さん（のぞみ寮当事者職員）

　ひらた旭川荘においても、「障害がある当事者が語りの中で生の声を伝えられたこと」「施設職員が自施設を紹介したこと」は、当事者のエンパワメント・職員の人材育成という観点で得たものが多い試みになりました。　

　今後も一過性ではなく、継続的な取り組みになるよう少しずつ進めていきたいと思っています。

◆ひらた旭川荘では、地域貢献活動の一環として「ふくし教育」を行っています。ふくし教育では、近隣の御南中学校と「ふくし出前授業」「ふくし体験実習」「職場体験（希望者）」「ボランティア（希望者）」等の交流を行っています。