「働いてみたい！」というご利用者の夢をかなえる場所の一つが、知的障害のある方を対象とした支援施設「わかば寮」の就労継続支援B型です。

施設内には「菓子工房わかば」があり、おからや米粉を使ったスイーツを製造。毎月第3木曜日にひらた旭川荘内で開催する「ひらたの市」などのイベントをはじめ、近隣のバザーや近くの医療機関などでも販売しています。特にクッキーやドーナツは人気があります。菓子製造のほかにも、シーツなどのクリーニング作業、墓地の清掃管理などを行うことで工賃を得て、休日にはショッピングや食事、旅行などを楽しんでいます。

ここでめざすのは、働く習慣を身につけ、役割を果たすことによる達成感や喜びを次の可能性へのステップアップにつなげていくこと。働く経験を積み、社会生活に適応する力を養いながら、地域での一般就労への移行も夢ではありません。